Sentimental Sketch Journey
文人画家 路次健サイト rojiken site

世界の路地紀行Sentimental Sketch Journey

路次健

世界の路地紀行=<センチメンタル・スケッチ・ジャーニー>と称して、人生の遊行期より始めた国内外スケッチ放浪。 作品連番1000作を真近にして気の向くまま編集。そもそもこれを始めた理由は、江戸期木喰(もくじき)上人が、千の仏を木彫することを祈願し、六十歳を過ぎてから全国を遊行しながら,それを達成したという史実を知ったからである。つまり、千仏の代わりに千絵を描くことにより、無頼であった若い頃より自分を支えてくれた周りの方々への感謝の気持ちを込めて・・・・・・・・  


路地とは、「癒しの空間」である。
ともすればストレスを感じることの
多い現代では、裃(かみしも)を脱いで、
ほっとできる空間が必要であろう。
世界を旅して自分だけの「癒しの空間」
あるいは「桃源郷」をみつけよう。
江戸中期、摂津国毛馬村に生まれた
与謝蕪村は、青年期、全国を放浪したが、
晩年、京都の下町の路地裏にやっと「桃源郷」を
見つけた。その喜びを次の一句に込めた。

   

   
桃源の
     路次の細さよ
       冬ごもり     (蕪村)


 注)上句中、路次は、路地の古語。道の途中
の意味もあり。雅号の「路次健」は、ここから採用。