第一回センチメンタル・スケッチ・ジャーニー
 中国・マカオの路地を彷徨う 〜
 
聖ポール天主堂の屋台



朝早いこの時間、大勢の人達が、熱々のお粥を啜っている。三々五々に分かれた
テーブルでは、出勤前の労働者達が夢中になって食している。聖ポール天主堂
(大三巴牌坊)は、ポルトガルがこの地を支配していた頃の大建造物だったが、
主な建物は焼け落ち、現在は、背の高いファサードだけが、残っている。
 大寺院の近辺では、どこの国でも意外に下町風情の商店街(門前町)が
拡がっているものだ。この地区も例外でなく、ひび割れた壁に囲まれた小さな広場で
屋台が軒を並べている。でもこうした路地に迷い込むと不思議に居心地がよく、
こころまで癒されるのは、どうしてだろう?