第三回センチメンタル・スケッチ・ジャーニー
郷愁のマレー半島 〜
 
昭和初期の馬来(マレー)風景


 
『椰子の葉越しの月、水上家屋、跨木舟(カヌー)・・・誰しもすぐに
センチメンタルになれる恋愛舞台のような風景である』

詩人 金子光晴は、著書「マレー蘭印紀行」で上記のように
彼の地の点景を描いた。昭和3年から昭和7年にこの地を
旅行した印象を綴ったものである。

16世紀になると西洋列強がつぎつぎとこの地に入り込み
恵まれた資源を獲りあったのである。
その結果、東西の文化が激しく交錯して
独特の風景が生まれた。